11月27日の「アサザイ 今日の1社」は東京インフラ・エネルギー投資法⼈(9285・東証)を放送しました。
今回は東京インフラアセットマネジメント 代表取締役社長 永森 利彦様 にお越し頂き、スポンサー体制、ポートフォリオ、成長戦略等について詳しくお話を伺いました。
~インフラファンドとして、2018年9月に上場~
同社は、半導体関連事業をメインに太陽光発電施設の開発・運営までを手掛けるアドバンテックをメインスポンサーに、再生可能エネルギー発電設備に投資しているインフラファンドです。
現在取得している5物件全てが太陽光発電設備で、茨城県に2施設、栃木県、福島県、北海道にそれぞれ1施設保有。その取得価額の合計は約85億円、パネル出力の合計は約20MWになります。
地球温暖化やエネルギー問題が世界的な課題となっている現在、同投資法人の投資対象である再生可能エネルギー発電設備の多くは発電過程で二酸化炭素等を排出しないため、温室効果ガス削減への貢献が期待されています。
同社は多数の太陽光発電設備を保有する株式会社アドバンテックをメインスポンサーに、あいおいニッセイ同和損害保険、NECネッツエスアイの支援の元、国策である再生可能エネルギー導入の流れ構築に向けて取り組みを続けています。
それでは同投資法人の代表物件をご紹介します。ぜひご覧ください。
▼TI矢吹太陽光発電所
取得価格:5,815百万円 パネル出力:12,994kW
▼TI牛久太陽光発電所
取得価格:884百万円 パネル出力:2,284kW
▼TI釧路太陽光発電所
取得価格:752百万円 パネル出力:1,965kW
~スポンサー・パイプラインを活かし資産規模1,000億円を目指す~
同リートは今後の成長戦略として、スポンサー・パイプラインの活用と資産運用会社の独自ルートによる取得を通じて、資産規模を現在の約85億円から、中期的に1,000億円まで拡大することを目指しています。
現在のスポンサー・パイプラインは、物件数が25物件、パネル出力の合計が約150MWであり、その全ての物件について優先交渉権を得ています。また、25物件のうち、21物件が既に稼働中であり、残りの4物件も開発中であることから今後更なる成長が期待されます。
上場インフラ市場は、投資において重視されているESGの観点でも今後一層重要性を増すと考えられています。
経験とネットワークを活かして、東京インフラ・エネルギー投資法⼈の価値向上に努めて行きたいと語る永森 利彦様、そして同投資法人の今後の取組みにアサザイも注目してゆきたいと思います。
~Podcast配信のお知らせ~
本日の放送はPodcast配信にて早速アップされております。是非お聞きください。
■いつも聴く!ポッドキャスト
東京インフラアセットマネジメント 代表取締役社長 永森 利彦様と
(ウェブサイト)
■東京インフラ・エネルギー投資法⼈ ウェブサイト
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