2月11日(祝・日)に京都競馬場で行われる第117回京都記念(GII)に出走を予定しているマテンロウレオ(牡5、栗東・昆貢厩舎)について、追い切り後の昆貢調教師のコメントは以下の通り。
「前走の中山金杯は、ジョッキーも全然競馬にならなかったと言っていました。この馬にはいい流れでは無かったと感じています。上がりは34秒0の脚を使っていますし、トップハンデだったことを考えると、走ってはいると思いますが、勝ち負けまでに持って行くにはもう少し展開の助けも欲しかったという感じです。
去年と同じローテーションになったのは偶然です。天皇賞(春)の走りを見ていても京都コースは下手ではないと思いましたし、今回の距離やコースは問題無いと思います。
精神的な部分は良くなってきたという感じはします。GIで、それなりに強力なメンバー相手でも入着できるようになってきていますので、力をつけてきているのではないかと思います。得意なパターンに嵌ればGIでも十分やれるという感じはありますし、去年の京都記念もドウデュースの2着に来ているわけですから、力の無い馬ではないという感じはしています。
一週前追い切りは、時計は目立たないですが、外ラチ沿いを回して負荷をかけていますので、内容としては悪くないと思います。今週の最終追い切りは、一杯ではなく、馬なりで調整しましたが、見ていていい感じがしていました。
もう一つか二つぐらい重賞を勝たないといけない馬です。応援よろしくお願いします」
(取材:三浦拓実)