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京都11Rの第55回マイラーズカップ(4歳以上GII・芝1600m)は1番人気ソウルラッシュ(団野大成騎手)が勝利した。勝ちタイムは1分32秒5(稍重)。1馬身3/4差の2着に2番人気セリフォス、さらに半馬身差の3着に6番人気ニホンピロキーフが入った。

ソウルラッシュは栗東・池江泰寿厩舎の6歳牡馬で、父ルーラーシップ、母エターナルブーケ(母の父マンハッタンカフェ)。通算成績は19戦7勝。

レース後のコメント
1着 ソウルラッシュ(団野大成騎手)
「僕は今日この馬に乗る予定では当初なく、昨日不運な事故があり、本来乗る予定だった松山さんが乗れなくなってしまったという事で頂いた騎乗機会でしたが、今回この騎乗機会を頂けた事は嬉しかったです。結果で示さないといけないなと思ったと同時に、昨日も今日も落馬事故がありましたし、2週前の一番起きてほしくなかった事故もあったので、今回しっかり結果を出さないといけないと思っていましたけど、それよりもまず松山さんの容体が心配ですし、その他にも事故にあった方々がいるので、その方々が大丈夫かなという思いが今は強いです。昨日依頼を頂いてから過去のレースを振り返る時間があったので、何走かこの馬のレースを見ましたが、ある程度イメージはつきましたし、馬場どうこうよりもこの馬がリズム良く行ければ結果はついてくるかなと思っていました。少しソラを使うところがあると聞いていましたが、そういうところも無く強かったなと思います。本当に沢山良い馬に乗せて頂いてきましたが、その中でもすごくポテンシャルを感じると言いますか、良いものがあるなと感じましたから、今日無事に勝てて良かったなとホッとしています」

2着 セリフォス(川田将雅騎手)
「今のこの具合でよくここまできてくれました。さすがにGI馬です」

2着 セリフォス(中内田充正調教師)
「休み明けでしたが、得意な馬場では無い中、良く頑張っていました。勝った馬は強いですが、現状でできる競馬をやってくれたと思います。ここを使って良くなるイメージで、次はもうひとつふたつ良くなっていけるように、次に向けてやっていきたいです」

3着 ニホンピロキーフ(田口貫太騎手)
「いつも通りスタート良く、初めての重賞でしたが、ペースも流れて、折り合いは苦にしませんでした。終いもしっかり伸びてくれて、良く頑張ってくれました。徐々に力をつけていると思います」

4着 エアロロノア(幸英明騎手)
「休み明けでもしっかり仕上げてもらいました。休み明けの内容としては良かったと思います。一回使って次は良くなると思います」

5着 ソーヴァリアント(池添謙一騎手)
「スタートの一歩目でつんのめってしまい、理想よりも位置取りが一列後ろになりました。折り合いは大丈夫で、いいリズムで進めました。4コーナーもいい形で、勝ち馬のななめ後ろにいて悪くないと思ったのですが、直線では相手が伸びて置かれてしまいました。それでもやめずに踏ん張っていましたし、復調は見せてくれたと思います」

6着 ビーアストニッシド(和田竜二騎手)
「マイルは乗りやすいですね。いい枠でしたし流れにも乗れました。狭いところも走れました。雨が降ったことも向いたかも知れません。差の無いところに来ていますし、重賞でこれだけ走れたことはいいですね」

7着 トランキリテ(武豊騎手)
「マイペースの競馬で、ラストもこの馬なりに伸びているのですが、ここ2戦とはメンバーが違いました。それでもメドは立ったと思います」

8着 コレペティトール(岩田康誠騎手)
「それなりに走ってはいますが、今日は勝ち馬が強かったですね。落ち着いてレースはできました。この馬も伸びています」

10着 トゥードジボン(藤岡佑介騎手)
「先手を取ってこの馬のリズムで行きました。直線も良く粘っていましたが、マイルのトップクラスは強いという印象です。このレベルで戦うにはもう少しパワーアップしたいです」

11着 セッション(坂井瑠星騎手)
「途中から来られて息が入らず苦しい競馬になりました。馬の気配はとても良かったです」

17着 エエヤン(M.デムーロ騎手)
「きょうは馬が怒っていたようで、ハミをずっと噛んでいました。この馬場にしては展開も速かったです」

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