先週はトレンドレスということでしたが、
はっきり見えないまま2ヶ月半くらい続いて
ほつれて絡まっている糸(米、日、ユーロ)が見えてきた感も。
この糸がいつほどけるのかは・・・
1)アメリカの経済がどういう状況にあるのか、
それがはっきり見えてくるかどうか。
2)日本はしぼんでしまった期待が再び膨らむのかどうか。
3)ここ2-3週間ユーロが弱くなっていること。
マイナス金利をするかもしれない。
ヨーロッバがデフレになるリスクがあるかもしれないがどうなるか。
この辺りがはっきり見えることがポイントになりそうです。
3つの国がそれぞれ自国の通貨を安くしたい中でしのぎを削っていますが、
日本が去年あまりにも多くの果実をとったせいで、
やや後ろに引かざるを得ないというのが現状のようです。
トレンドレスとは言いつつも
先週は5日間のうち、1勝4敗というところから、
トレンドがマイナスに出始めているのではという不安も聞かれます。
チャートで見ると、戻り高値が切り下がっています。
一方で下値はなんとか14,000円割れは切り返してきた感じです。
株から債券へのシフトというのが
日本、欧州、アメリカでおこっていますが。
これがトレンドレスの背景という声もあります。
それが変わり始めているような兆しもみえるようです。
ミクロで見ると、日本の企業決算に対し
日経平均やTOPIXはそこまで反応しませんでしたが、
個々の企業ベースでは、
下に行く銘柄、上に行く銘柄がはっきり分かれました。
株主還元も大きく動き出したようです。
増配し、自社株買いし、かつて買った金庫株を消却する
というような企業が出て来ており、評価されています。
JPX日経400に選ばれなかったことを問題とし、
8月の銘柄入れ替えを意識して動く企業もあるとのことです。
今週もまだ一手を打ちにくい状況。
ただ、そろそろ次の兆しが見えてきそう。
今週末、来週は動けるかどうか。
兆候は、日本については後手に回っている感じ。
金融政策が頼みなので、サプライズが無い限り
しばらくは動かなそうなので、他で見た方がよさそう。
たとえばアメリカは中古住宅販売、要人発言。
欧州は欧州議会選挙、ECB、IFO景況感指数など。
また、ユーロの動きが弱くなるのか?
その際、日本株が耐えられるかどうか・・・等々チェックです。
■今週の振り返り
REITアナリストの山崎成人さんがゲスト。
REITの本数は少ないにも関わらず、
物件で、しかもそれぞれ100以上持っているということで
非常に見えにくい&イメージしにくいのが問題。
もっとプレゼンテーションをしっかりしないと
日本の投資家に現実的に下りてこないなどの
課題はまだまだありそうです。
今朝発表の機械受注の伸びが良いのは良いニュース。
【今週の戦略】
・今週もはっきりと方向性が見えない展開ですが、
週末以降で動けるかどうか。兆しを逃さないように、
指標やイベントをチェックしましょう。
・4月全国百貨店売上高
・4月FOMC議事録
・欧州議会選挙
・米中古住宅販売件数
・独IFO景況感指数
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「新たなトレンドを模索する日本株」
6月14日(土) 13:00〜(12:30開場)
会場:安保ホール301会議室
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6月22日(日)
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