「22日の米国株続落」
「9月PMI、ドイツが前月比上昇」
「来週は小型株優位の展開か」
9月22日の米国株は小幅安でした。下落率は、NYダウが0.3%、ナスダック指数は0.09%でした。
S&Pグローバルは22日、各地域の9月調査PMIを発表しました。
9月PMI(前月比)
米国
総合 50.1(-0.1)
製造業 48.9(+1.0)
サービス業50.2(-0.3)
ドイツ
総合 46.2(+1.6)
製造業 39.8(+0.7)
サービス業49.8(+2.5)
日本
総合 51.8(-0.8)
製造業 48.6(-1.0)
サービス業53.3(-1.0)
ドイツのPMIは、引き続き製造業、サービス業とも、好不況の分岐点である50を割っています。しかし、前月比で数値は上昇しています。底打ちの兆候を示すデータになのか、注目されます。
☆
来週の東京市場では、小型株の動きが注目されます。
22日の東京市場において「東証グロース市場指数」は約2%上昇しました。TOPIXや日経平均が下がる中で、「東証グロース市場指数」が上昇です。
「東証グロース市場指数」は1月安値の897Pに対して22日の取引時間中安値は908Pでした。安値に接近しています。TOPIXと比べると、極めて悪いパフォーマンスを示してきました。しかし、終値は約2%高です。出遅れ株を買う動きがここにもやってきたのか、注目されます。
もう一つ、参考データです。22日の東証規模別株価指数です。
大型2,292.09(-0.35 %)
中型2,637.24(-0.32 %)
小型4,069.35(+0.13 %)
小型株指数だけが上昇しています。一言で小型株と言っても、色々な企業がありますので、選別意識を高めなければなりませんが、22日の小型株の強調は覚えておきたいと思います。
9月23日午前6時50分記