「FOMC結果発表・パウエル議長会見→政策金利見通し低下して米国株高」
11月Ⅰ日の米国株は上げました。上昇率は、NYダウが0.6%、ナスダック指数は1.6%でした。
FOMCの結果が公表されました。金融政策は現状維持となりました。予想通りの結果です。
パウエル議長の会見において、利上げが最終局面にあるとの考え方が認識され、株価は上昇しました。米国10年債利回りは0.08%ほど低下して4.78%台です。
次回12月FOMCにおける利上げ確率は日本時間2日午前5時過ぎの段階で約17%です。前日の28%から低下しています。来年3月のFOMCで現状よりも政策金利が上がっている確率は約21%、前日の35%よりも低下しています。
今回のFOMC、パウエル議長の会見内容の結果、先行きの予想政策金利水準はやや低下しました。債券高(金利低下)・株高の反応です。
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民間調査機関のADP1日が発表した10月の雇用調査によると、民間雇用者の増加数は11万3000人でした。前月9月は89000人でした。
ADPによると、10月の賃金上昇率は、同じ会社での継続勤務者が5.7%(前月5.9%)、転職者が8.4%(同8.8%)でした。前月と比べて、賃金上昇率が低下しました。
11月2日午前5時50分記