「24日の米国株は小動き、NVDAは続落」
「11月米国PMIは製造業低下・サービス業上昇」
11月24日の米国株は小動きでした。NYダウは0.3%上昇しました。ナスダック指数は0.1%下げました。
21日に決算を発表したNVDAは22日の2.4%下落の後、24日も続落、1.9%の下落率でした。
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S&Pグローバルは24日、11月の米国PMIを発表しました。
米国PMI(11月)
総合 50.7(横ばい)
製造業 49.4(-0.6)
サービス業 50.8(+0.2)
製造業は再び50を割りました。サービス業は堅調です。
感謝祭(23日)からサイバーマンデー(27日)までの5日間の米国消費状況が注目されます。年末商戦・米国消費・10-12月期の米国景気・企業業績を想定する上で重要でしょう。
全米小売業協会では、11月-12月の売上高を3~4%の増加と予想しています。コロナ前の10年間の平均増加率は3.6%でした。
21日に決算を発表した小売業の24日までの株価動向を見てみましょう。(単位ドル)
ベストバイ(家電量販店)
21日67.62(-0.49)
22日68.03(+0.41)
24日69.51(+1.48)
コールズ(百貨店)
21日22.73(-2.13)
22日23.17(+0.44)
24日23.15(-0.02)
ロウズ(ホームセンター)
21日198.06(-6.38)
22日198.48(+0.42)
24日199.07(+0.59)
ノードストローム(百貨店)
21日14.90(-0.27)
22日14.21(-0.69)
24日15.05(+0.84)
コールズ、ロウズの下げが目立っています。全般は大荒れという訳ではありませんが、軟調な動きが目立つようです。米国消費は「企業業績環境」、「米国金利」、「ドル相場」の動きを通じて日本株の動向にも大きな影響を与えます。
11月25日午前7時30分記