「レゾナックが上方修正、日本の時間外取引でストップ高」
「米国で半導体関連株上昇」
「長期金利上昇は継続」
4月16日の米国市場では、NYダウが0.1%上昇する一方で、ナスダック指数は0.1%下落しました。金利上昇は続いています。10年債利回りは、4.69%台まで上昇しました。
NVDA、AMD、ASML、AMATなど半導体関連株は1-2%台の上昇率です。スーパーマイクロコンピュータが10%上昇するなど、IT関連の人気株が買われました。
一方で、鉄鋼メーカーのアルセロールミタル(MT)は6.5%下落しました。
FRBは16日、3月の鉱工業生産を発表しました。前月比で0.4%上昇しました。2月の0.4%と同じ伸び率です。「自動車・自動車部品」は前月比+3.1%(2月は+3.4%)でした。
レゾナック(4004)の株価が、日本の時間外取引でストップ高となりました。同社は16日、24年12月期の業績計画を上方修正しました。営業利益を従来の280億円に対して470億円に修正しました。半導体材料の需要回復が期初予想以上に進んでいるとしています。
17日にはASML、18日にはTSMCが決算発表を予定しています。両社は世界の半導体関連株の代表格です。半導体関連企業の決算内容と株価の反応が注目されます。
4月17日午前5時50分