5月19日(日)に東京競馬場で行われる第85回オークス(GI)に出走を予定しているステレンボッシュ(牝3、美浦・国枝栄厩舎)について、共同会見の国枝栄調教師のコメントは以下の通り。
「(桜花賞は)期待していましたし、レースでは、モレイラ騎手が上手く立ち回ってくれて、期待に応えてくれて良かったと思っています。
(中間は)馬の状態に大きな問題はなく、そのままキープできれば良いかな、というところで、中間は短期で牧場に行き、レースに合わせて戻ってきました。
(きょうの追い切りは)3頭併せで、後ろから行って、ちょっと遅いかなという感じでしたが、途中からペースを上げて、終いはしっかり走れました。先週もきちっとやっていますし、十分かなと思います。
(長所は)落ち着きがあり、慌てないところだと思います。余裕があるという感じです。
きょうも折り合いは全然問題なかったですし、乗りやすくて、(距離は)大丈夫ではないかと思います。
(アパパネ、アーモンドアイと比べて)桜花賞を勝ち、ここに至るまでは順調に来ていると思いますし、これからの活躍にもなりますが、現時点では同じくらいではないかと思います。
(牝馬を育てる上で考えていることは)生き物ですし、牝馬の場合、馬にもよりますが、あまり追い詰めてしまうと、というのは思いますね。
(レースでは)スタートを決めて、流れに乗って、ある程度の位置から、直線はしっかり伸ばしてほしいと思います。
(これまでに)2回負けていますが、それなりの理由があった感じで、能力的には十分良いものがあると思います。期待に応えたいと思います」
(取材:山本直)